慣らし運転@(海坂藩〜仙台)(2008年1月)
(1/15/2008〜2/16/2008)

2001年の改造完了のときの慣らしツーリングは、仙台・作並まで行きました。
何故仙台かというと、
「宇都宮⇒自宅⇒目的地⇒宇都宮」を走る距離が慣らし距離のの1,000Km前後で、
かつ自宅から宇都宮の方角にあたる場所というと、、、
ちょうど仙台方面が条件の合致します。
今回エンジン・ブロックのボーリング、ピストンの交換、ヘッドの摺りあわせ、等等
行いましたので、1,000Kmの慣らし運転が必要です。
前回と同様に仙台・作並にいくんですが、
折角仙台まで足を伸ばすので、
藤沢周平原作の映画「蝉しぐれ」の「オープンセット」に立ち寄ってから、
仙台・作並に回ることにしました。
前に行ったときはGWの真っ最中で雪は無かったんですが、
今回は雪の中のオープンセットが見れるのが楽しみです。
幸いにも、福島林道オフの時のスタッドレスを履いたまま入院していたので、
タイヤ交換無しでそのまま雪の中を走り回れます。(笑)

慣らし運転・ルート図(山形・宮城)

【う@湘号、復活! (2008年1月)】
【慣らし運転・初日@海坂藩へ (1/15/2008)】
【慣らし運転・二日目@松ヶ岡オープンセット (1/16/2008)】
【慣らし運転・二日目@致道博物館 (1/16/2008)】
【慣らし運転・二日目@作並 (1/16/2008)】

【慣らし運転・初日@海坂藩へ (1/15/2008)】
オープンセットのある鶴岡は、
藤沢周平の小説の舞台である「海坂(うなさか)藩」のモデルとなった
庄内・酒井14万石(徳川譜代の名門)の城下町。
前に3度来たことがあるので、今回が4回目の鶴岡入り。
でも、雪の季節に来るのは、これが始めて。
その日と翌日の予定が前日まで確定していなかったので、
事前に宿の予約をしていませんでした。
朝に予定が入らないことを確認して、早速ネットでその夜の宿を予約。
午後2時前に仕事を切り上げて、環八から外環経由で東北道へ。
谷原交差点のSSで最初の給油。
外環から川口JCTで東北道に入っても、車の数は少ない。
宇都宮過ぎても、さすがに行き交う車はほとんど無し。
羽生PAと黒磯PAでトイレ&煙草休憩をとった後、国見SAで燃料補給。
谷原から国見SAまで305Km、燃費は7.34Km/Lでした。
黒磯付近@東北自動車道 向うに見えるのは、茶臼岳
村田JCTで山形自動車道へ入る頃には、時刻は既に午後7時前。
辺りはすっかり暗くなっています。
寒河江SAまでは雪はほとんどありませんが、
寒河江SAの中には所々寄せ集められた雪が残っています。
寒河江SA@山形自動車道
寒河江SAを出て、西川料金所のところまで来ると、
道路の横には結構雪が積もっていて、雪も降り始めてきました。
西川料金所を過ぎてしばらく行くと、
トンネルの上にスキー場(西川町民スキー場)がある「間沢トンネル」があります。
雪の季節に山形道を走るのは初めてなので、
スキー場の下を走っているとは気がつきませんでした。
月山湖から湯殿山までは国道112号(月山道路)になります。
道路は圧雪状態で、雪も降り続けます。
間沢トンネル@山形自動車道 湯殿山付近@月山道路
湯殿山ICで再び山形自動車道となりますが、
雪はますます多くなり、
「雪のオープンセット」が見れる期待に胸が膨らみます。(笑)
櫛引PA@山形自動車道
櫛引PAで最後の休憩をとった後は、鶴岡市内までもう一踏み。
ワイパーに着く雪もどんどん多くなってきます。
ヒーターを目一杯にしてなんとかフロントガラスの視界を確保。
鶴岡IC近く@山形自動車道
鶴岡インターでおりて鶴岡市内に入ると、
道路の圧雪の上に新雪が積もっていて、
スタッドレスがキシキシと雪を踏みしめて走ります。
宿の駐車場
ホテルに到着したのが9時過ぎ。
1月12日のう@湘号復活から既に920Km走行してますので、
ほぼ慣らし運転は終了。(笑)
駐車場はけっこう車がいっぱいでしたが、空いたスペースを見つけて駐車。
駐車場にはかなり雪が積もっています。
部屋に入って画像の整理を済ませて mixi にアップ。
明日に備えて就寝です。ZZZZzzzz
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【慣らし運転・二日目@松ヶ岡オープンセット (1/16/2008)】
一夜明けて部屋の外を見ると、
夜通し降り続いた雪が窓から見える家の屋根の上にたっぷり積もってます。
食事済ませて駐車場へ行ってみると、車はすっかり雪に埋もれています。 (^_^;
とりあえず積もった雪をざっと掻き落して、出発の準備。
雪に埋もれたう@湘号@「宿の駐車場」
駐車場出るとき、
横にいた軽自動車は車の前に積もった雪を乗り越えるのに苦労してましたが、
う@湘号はなんなく雪を乗り越えて出発。
目指すは、「雪のオープンセット@松ヶ岡」です。
市内、国道112号を南下し、
雪を被った赤川堤防の桜並木を過ぎて県道47号(鶴岡羽黒線)に入り、
羽黒橋で赤川を渡ります。
鶴岡市内⇒松ヶ岡 赤川堤防桜並木
県道からショートカットで松ヶ岡までの道路は、ほとんど車ありません。
松ヶ岡に到着したのが午前9時前。
オープンセットへのアプローチには車のトレースが見えません。
ただ、道の横に道幅を示すポールが立っているだけです。
ポールが途切れる辺りで一旦車をとめると、
目指すオープンセットまでは一面の雪原が目の前にひろがっています。
試しに車でのラッセルを試みますが、すぐにギブアップ。(^_^;
単独でスタックしたら、帰れない・・・
オープンセットへのアプローチ オープンセットまでは
見渡す限りの雪原
Webで事前にチェックしたら、
ここ松ヶ岡は冬季もオープンしていると書いてあったんですが、
まだ時間が早すぎたのか、雪が多すぎたのか、人影無し。
とはいえ、ここまで来て引き返す訳にはいかないので、
人力でラッセルを開始。
でも、まさかここでラッセルすることは予想していなかったので、
ラッセル装備は持参していません。(^_^;
事前に分かっていれば、
昔の冬山装備(わかん・ピッケル・スパッツ等)を持ってきたんですが、、、(笑)
仕方なく、車に積んであった傘で雪の下を確かめながら、
一歩、一歩、オープンセットへ。
周りは何も目印が無いので、すぼっと雪の下に隠れた穴に落ち込むと、、、
雪解けまで多分見つからないかも・・・ (大汗)
雪はまずます激しくなるし、「ここで遭難したら恥ずかしいなぁ、、、」とか、
一歩進むたびにあらぬことが頭をよぎります。(^_^;
松ヶ岡オープンセット
それでもやっとのことで、
オープンセットの入口の竹矢来のところまでたどり着いたんですが、、、
更に向うに見える長屋と入口との間には、あるのはただ雪・雪・雪・・・
一歩、一歩、オープンセットに近づいて、、、 長屋のセット
雪の下に何があるのか分からないので、ラッセルはここで断念。
ここからは、カメラのズームで撮影です。(^^ゞ
戻りはトレースを頼りに歩けるので、車のところまでは楽勝。
でも、何も目印の無い狭いところで車をUターンさせるのは、
けっこう神経を使いました。(^_^;
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【慣らし運転・二日目@致道博物館 (1/16/2008)】
次の目的地は、鶴岡公園にある「致道博物館」。
来た道を戻り、羽黒橋を渡ってそのまま直進すると、鶴岡公園に到着します。
市内は、あちこちで人が出て雪かき・雪下ろしをしています。
赤川@羽黒橋
「致道博物館」は鶴ヶ丘城の三の丸であったところにあたり、
庄内藩主であった酒井氏が
旧藩校資料及び土地建物を寄付して発足したものです。
「致道」の名前は庄内藩校「致道館」によるもので、
『論語 子張編第十九』の一節
「君子学以致其道」(君子、学びて以って其の道を致す)
からとられています。
因みに、庄内藩主酒井氏は、
信濃上田藩の真田伊豆守信之が1622年(元和8年)に松代に移封されたのに伴い、
松代から庄内に移って以来、明治まで庄内藩を治めた。
池波正太郎「真田太平記」の真田氏と、
藤沢周平の「海坂藩」のモデルとなった庄内藩の酒井氏、
「松代」というキーワードでつながってるんですね。
旧鶴岡警察署と赤門
致道博物の中には、
旧鶴岡警察署・旧西田川郡役所・田麦俣の民家等が移築・保存されています。
旧鶴岡警察署
旧西田川郡役所
田麦俣の民家
また、敷地内には酒井氏庭園と呼ばれる書院庭園があります。
雪化粧が一段と静けさをかもし出しています。
酒井氏庭園
中をひと回りしたあと、受付横の「三昧庵」ということろで珈琲を一杯。
雪と寒さで冷え切った身体が暖まります。
そこで話をきいてみると、
昨夜からのドカ雪、鶴岡では珍しいくらいに降ったそうです。
ほんの30分ちょっとで、これくらい積もってます
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【慣らし運転・二日目@作並 (1/16/2008)】
もっとゆっくりと鶴岡市内・周辺の藤沢周平作品ゆかりの場所を
あちらこちら探索したかったんですが、
その日のうちに宇都宮で慣らし運転後の点検をしてもらう必要あるので、
心を残しつつ海坂藩を後にしました。
鶴岡インターで山形自動車道にのり、来た道を山形市まで戻ります。
昨夜は夜間走行で周りがよく見れなかったですが、
道路、その周辺にはかなり雪が積もっています。
山形道@櫛引PAの辺り 月山道路@湯殿山トンネル 月山道路@湯殿山の手前
月山ICで山形道に入って西川ICまで来ると道路の雪は無くなり、
山形JCTを過ぎて、山形北インターまで来ると青空が見えています。
山形道@西川IC手前 山形道@山形北IC手前
山形北インターで国道13号へおりて、2度目の給油。
走行284Kmで、燃費は6.16Km/L。
国道13号をしばらく北上し、
天童で国道48号(関山街道〜作並街道)にルートをとり目指す仙台・作並へ。
国道48号@関山交差点
ほぼ予定通り、
12時半にテラノML東北支部長・は@作並さんのところに到着。
前回の慣らしではここで給油だったんですが、、、
昨年末に、SSを閉じられたばかりです。
は@作並号 う@湘南号
お昼は云うまでも無く、久しぶりの牛タン@太助
2台で仙台宮城インターの駐車場まで移動し、
う号は駐車場において、は号で太助まで行くことになりました。
作並⇒仙台宮城インター
何年ぶりかの太助・牛タン。
オージー牛タンとアメリカ産牛タンとチョイスできるようになってますが、
今回は柔らかいと聞いたアメリカ産牛タンを注文。
やはり、お店で食べるのが美味しいですね。(^^)
太助・牛タン
太助の牛タンの後は、
仙台宮城インター近くの「福来苑(ふくらいえん)」というお店へ。(^^ゞ
ここの坦々麺は、は@作並さんお奨めです。
お腹も膨れたところで、インターに戻り、
は@作並さんとお別れして帰路につきました。
途中、宇都宮のアルティメイトに立ち寄って、点検&オイル交換。
宇都宮在住のMigoさんも来てくれて、プチオフ開催。(^^)
午後8時前に点検&オイル交換も終わり、
Migoさんともお別れして、湘南・平塚に向けて最後のドライブ。
鹿沼インターそばのSSで給油したら、310Km走行で燃費が6.25Km/L。
仙台から宇都宮まで少し踏んだので、この数値は仕方無いですね。(笑)
家の近くのSSで再度給油したところ、190Km走行で、燃費が7.43Km/Lでした。
初日会社を出て家に帰るまでの走行1,100Kmで、
無事慣らし走行が終了しました。
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【う@湘号、復活! (2008年1月)】
【慣らし運転・初日@海坂藩へ (1/15/2008)】
【慣らし運転・二日目@松ヶ岡オープンセット (1/16/2008)】
【慣らし運転・二日目@致道博物館 (1/16/2008)】
【慣らし運転・二日目@作並 (1/16/2008)】

【う@湘のお部屋】 【う@湘号・改造全記録】 【テラノのお部屋】