う@湘のお土産コレクション(巻三)

【(京都・東京)とらや: 夜の梅(羊羹)】
昔は、ちょっと改まって手土産を持参する場合には、
「羊羹」か「カステラ」と相場が決まっておりました。
どちらも絶対に食べないという人は少ないし、
自分で高いのを買って食べようという人も少なかったからでしょうか。
「羊羹」といえば「とらや」。「とらや」といえば「羊羹」でしょう。
元は京都で畏き辺り御用達を永らくつとめてきた菓子司で、
明治維新以降は東京遷都に伴い東京にも拠点を置くようになりました。
さすがに厳選された材料を使って作られているだけのお味で、
人様に差し上げるより、人様から戴きたいもんですな。(笑)
大棹の「夜の梅」はボリューム満点の逸品ですがお値段もそれなりに致しますので、
その半分の竹皮包装が自分で食べるには手頃でしょう・・・
その際は、けちけちせずに思い切って分厚く切りましょう。(笑)
【(東京)日本橋文明堂、文明堂新宿店: カステラ】
日本橋文明堂 文明堂新宿店
「羊羹」と並んでお土産の定番の「カステラ」なら、
長崎カステラの流れを汲む「文明堂」がご贔屓です。。
昔のTV・CMで、
「カステラ一番、電話は二番。三時のおやつは文明堂♪」
という歌に合わせて
仔グマがラインダンスを踊ってたのが印象的でした。
「ハニーカステラ」がここの登録商標ですね。
長崎で開業した「文明堂」(現在の「長崎屋総本店」)の東京支店が
戦後独立して出来たのが「日本橋文明堂」だそうです。
(「文明堂総本店」は、九州・中国・四国にしか店舗なし。)
長崎カステラの老舗としては「福砂屋」とかが有名だそうですが、
「日本橋文明堂」の方が身近にお店が多く専らここで調達していて、
まだ「福砂屋」のカステラを賞味する機会がありません。
美味しいカステラはどこのもそうですが、
しっとりとして重量感のある味で、それでいてくどく無い。
正月に姉の家に年始の挨拶に帰った時、
確か「特選五三カステラ」なるものを土産に買って帰りましたが、
これは「文明堂・新宿店」の商品でした。

これを書いていたら無性にカステラが食べたくなって、
横浜の高島屋で「福砂屋」の”五三焼カステラ”を売っているとのことなので、
早速買ってきて賞味してみました。
同時に、「文明堂・新宿店」の「特選五三焼」も買って食べ較べしてみました。(^_^)ゞ
値段は同じパッケージを買ってみました。
福砂屋の味は一言で言えば「重厚」と表現すればええのでしょうか。。。
それに対して「文明堂」のはあっさりしてますね。
(とはいえ、「五三焼」は普通のカステラよりもコクがある味ですが・・・)
どちらも勿論美味しいことは言うまでもありませんが、
個人的には「文明堂」の方がちょっぴり好みに合ってます。
(←)「文明堂・新宿店」
の「特選五三焼」
のパッケージ(桐箱入)
「福砂屋」の(→)
「五三焼」のパッケージ
(文明堂より一回り小さい)
【(北海道)六花亭@帯広: マルセイ バターサンド】
北海道は帯広の本店がある「六花亭」の一押し商品です。
ホワイトチョコレートと十勝バターで作ったクリームにレーズンを加え、
ビスケットでサンドウィッチしています。
サクサクしたビスケットの味と、
中に入ったレーズン入りクリームの味が絶妙です。
北海道のお土産にはまずこれを買って帰ります。
昔は北海道でしか買えなかったんですが、
これも最近はネット販売&クール宅急便で配達できる便利な時代となりました。
【(北海道)トラピスト@函館: バタークッキー】
これも北海道・函館の定番お土産です。
トラピスト修道院で作られる「トラピスト・バター」と「バタークッキー」は、
函館出身の大学時代の友人がお土産に持ってきてくれて食べて以来、
お気に入りのひとつとなっています。
函館には、「男子修道院」と「女子修道院」のふたつの「トラピスト修道院」がありますが、
2001年の夏の「第3回北海道ツーリング」で「トラピスト男子修道院」に立ち寄りました。
ここの「トラピスト・バター」も有名です。
やはり大学時代の友人で、トラピトスト・バターをそのままペロペロ食べる奴が居てまして、
『え〜、バターをそのままで?』とカルチャ・ショックを受けましたが、、、
でも食べてみるとなかなか美味しいもんですな。。。(^_^)ゞ

【う@湘のお部屋】 【私のお部屋】