う@湘のお土産コレクション(巻一)

【(東京)銀座あけぼの: げんこつ、他】
就職してすぐの時期、横浜で仕事していました。
横浜駅ジョイナスの地下に「あけぼの」のお店がありましたが、
仕事の帰りしょっちゅうそこでおかきを買ってました。
お店のおばちゃんとはすっかり顔なじみになって、
しばらく顔見せないと「どうしてたの?」と聞かれてました。
それが若いお姉ちゃんなら、そこからロマンスが・・・
ということもあったかも知れませんが、残念ながら。。。(笑)
いろんな種類を食べましたが、
一番のお気に入りは「げんこつ」と「柿の種・大粒」でしょうか・・・
「げんこつ」は、歯の悪い人にはお勧め出来ません。(^_^)ゞ
山登りするときの携行食として持っていきましたが、特に、
冬山で手早く食事を済ませないといけない時は最適でした。
お土産には、「窯焼かき餅・詰め合わせ」がお値段も手頃なのでお勧めです。
(昔は「炭火焼かき餅」と呼んでいたような記憶が・・・)
ただ、ちょっと嵩張るのが難でしょうかね。
【(滋賀)叶匠壽庵: 一壺天(いっこてん)、他】
このお店も、
約30年近く前に就職した後大阪に帰った時のお土産を探して
梅田の阪急百貨店の地下を徘徊しているときに見つけました。
(学生時代は、高くて貧乏学生には手が出なかった筈。)
当時はまだ関東では売っていなくて、希少価値がありました。
丹波大納言小豆を使った餡はくどく無く上品な味で、
丸ごと一個入った栗も美味しくてお気に入りです。

他に、梅エキスをゼリーにした「標野(しめの)」もお勧めです。
昔から、包装紙には万葉集の
“茜さす 紫野ゆき 標野ゆき 野守は見ずや 君が袖振る”(額田王)
の歌が書かれており、
裏には封筒として再利用するための型が描かれています。
【(京都)若菜屋: 栗阿彌(りつあみ)】
同じく栗を使った和菓子です。
栗をまるごと一個使った甘納豆系の御菓子で、
渋皮がま付いたままの「栗阿彌」と、渋皮無しの「栗納豆」の2種類があります。
お値段は「栗阿彌」の方が高いのですが、その分美味しいです。
一億総グルメ時代のおかげか、、、
関東でも買えるようになったのは嬉しい限りですが、
その分お土産としての有り難味も薄くなったような気がします。
嵩張らないので、荷物を少なくして出かけた時のお土産には最適です。
一度京都で大阪の旧友と会った時関東でお土産買う時間無かったので、
四条河原町の高島屋で「栗阿彌」を買って渡したら、
『大阪のわしにこれを土産にするんかい。(笑) 
そやけど、家のもんこれ好きやから有難うもろとくわ。』、、と。
「栗阿彌」ファンは結構多いんです。(^_^)v
【(神戸)本高砂屋: 高砂きんつば、高砂ぎんつば】
小さかった頃デパートの地下食料品売り場で
「きんつば」の製作実演をよく見ました。
四角い餡子の塊を水で溶いた小麦粉の中をくぐらせて、
鉄板の上にのせて6回ひっくりかえすと「きんつば」の出来上がり。
子供心に見てて楽しかった記憶があります。

昔は甘いものはあまり食べなヵったんですが、
勤めるようになって甘辛両党いけるようになると幼児体験からか、
「きんつば」は好きな御菓子のひとつとなっています。
「きんつば」は大納言小豆を使いますが、「高砂ぎんつば」はさつま芋が材料です。

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