秩父・多摩林道&温泉ツーリング(付録)
ぶな峠考
ぶな: 「檥」?「橅」?「山毛欅」?

道標に書かれている「檥峠」という字。
「ぶなとうげ」と読むんですが、
”木偏に義”という字が変換できせん。
広辞苑(第五版)をひいてみると、「ぶな」の漢字は、
「橅(木偏に無)」と「山毛欅」の2種類が出てくるだけ。
気になって調べてみると、、、
「檥」という字は「艤」の異体字とのこと。
(訓は”ふなよそおい”で、船出の用意をすること。<広辞苑・第五版>)
烏江亭長、船待。(史記・項羽本紀第七)
想像するに、、、
「ふなよそおい」の”ふな”から”ぶな”の当て字となったのでしょうか??

因みに、次の「波郷の碑」には「山毛欅」の字が用いられています。
波郷の碑

「檥峠」の道標のすぐ先に「山毛欅峠 波郷の碑」が建っています。
波郷の碑と言われても何のことやら分からなかったんですが、
こちらも調べてみると、、、
昭和の俳聖といわれた「石田波郷(はきょう)」という俳人がいて、
彼の詠んだ俳句に因んだ句碑だそうです。
萬緑を顧みるべし山毛欅(ぶな)峠
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